建設業の求人は人手不足が続く?採用環境の今後

ブログ

2030年代まで続く人材不足は求職者のチャンス、会社選びで結果が変わる

【この記事のポイント】

正直なところ、建設業の人手不足は「一時的なブーム」ではありません。就業者数はやや戻りつつある一方で、正社員の人手不足感は建設業を含む7業種で6割超、建築・土木・測量技術者の有効求人倍率は7.10倍、建設技能工でも5.56倍と、採用側が圧倒的に人手不足の状態が続いています。

実は、求人の勢いそのものは2025年頃から少し落ち着きつつあり、新規求人数は前年同月比95~99%と微減~横ばいです。それでも、有効求人倍率と充足率(建設技能工で約3.9~4.9%)を見ると、「求人は少し減っても、必要な人数に対して応募が全然足りていない」状況です。

ケースによりますが、「インフラの老朽化」「災害対策」「2024年問題以降の働き方改革」「2040年までの高齢化・若手不足」が重なっているため、2030年代にかけても人手不足は続きやすく、求職者にとっては”選べる余地が大きい”時期が続くと見てよいです。

今日のおさらい:要点3つ

  • 正社員人手不足感6割超、建築・土木・測量技術者の有効求人倍率7.10倍、技能工5.56倍、充足率約4%と構造的に人が足りない状態が続く
  • 求人数は微減~横ばいだが、インフラ維持・防災・再開発・再エネ需要が底堅く、働き方改革で一人あたりの労働時間削減→人数増加の必要性が加速
  • 未経験者向け施工管理求人は2016年比16.55倍、長期育成前提の採用が増え、求職者が「選べる余地」が拡大している

この記事の結論

一言で言うと「建設業の人手不足は、少なくとも2030年代までは続く可能性が高く、採用環境としては”求職者有利”が当面続く」です。最も重要なのは、「求人件数が増え続ける」というより、「人手不足が深刻な職種・分野(施工管理・インフラ系・電気通信・技能工)で求人倍率が高止まりし、経験者・未経験者ともに”育成を前提とした採用”が増えている」という点です。

失敗しないためには、「人手不足だからどこでも入れる」と油断せず、働き方改革・安全・教育・将来性の観点で会社を見極めて、”人手不足を利用して自分に合う環境を選ぶ側”に回ることが大切です。このアプローチが、人手不足の時代に長く続けられるキャリアを作るのです。

ニュースの「人手不足」と、現場の疲れのあいだで揺れ続ける夜

ニュースアプリを開くと、「建設業 人手不足」「2024年問題」「2026年問題」といった見出しがタイムラインに並びます。記事を開けば、「施工管理求人2016年比5.04倍」「未経験求人16.55倍」という数字が踊ります。

一方で、自分の現場では、人が足りないから残業が増える、新人が入ってもすぐ辞めてしまうという現実が続いています。

夜、布団の中でスマホを握りながら、「建設業 求人 人手不足 いつまで」「今なら転職しやすい? 間に合う?」と検索窓に何度も同じ言葉を打ち込みます。ため息だけが、部屋の中に小さく落ちるのです。

その「不安」と「チャンス」の両方を、データと現場の声から整理していきましょう。

建設業の人手不足は今どのくらい深刻か

データで見る「人手不足」の現状

帝国データバンクの調査では、2026年1月時点で「正社員の人手不足を感じている企業」は全体で52.3%、業種別では建設業など7業種で6割を超えると報告されています。

ヒューマンリソシアの人材市場レポート(2026年3月号)によると、建設業の就業者数は487万人(前年同月比106.6%)、雇用者数は406万人(同105.7%)と、人数自体は増加していますが、建築・土木・測量技術者の有効求人倍率は7.10倍、建設・採掘職(技能工)の有効求人倍率は5.56倍と、依然として「1人の求職者に対して5~7件の求人がある」状態が続いています。

さらに、建設技能工の充足率は3.92%(前年同月比0.22ポイント減)で、「求人を出しても希望人数のわずか4%程度しか採用できていない」状況です。

正直なところ、数字だけ見ると異常な人手不足です。実は、「就業者数は増えているのに足りない」ということは、それだけ仕事量と必要な人材が増えているとも言えるのです。

2030年問題・高齢化・若手不足が重なっている

リコーや内田洋行など大手企業のレポートでは、「建設業界の2030年問題」として、高度経済成長期に整備されたインフラの老朽化、建設就業者の高齢化(60歳以上が全体の4分の1以上)、若手入職者の減少が挙げられています。

国土交通省の資料でも、若年入職者の確保、処遇改善、働き方改革をセットで進めなければ、「人手不足と倒産のリスク」が続くと警鐘を鳴らしています。

建設業界の人材不足解説でも、きつい・汚い・危険のイメージ、長時間労働・休日の少なさ、賃金水準の課題が若者離れの要因とされており、「人を増やすために働き方と処遇を変える」というプレッシャーが高まっています。

求人は少し落ち着きつつも、「採用の難しさ」は続いている

2025~2026年の人材市場レポートでは、建設業の新規求人数は前年同月比95~101%と増加の勢いは落ち着きつつある一方で、有効求人倍率と充足率は高止まり・低水準で、「採用の難しさ」はほとんど変わっていないとされています。

建設・採掘職(技能工)の有効求人倍率は5~9倍台、新規求人倍率は5~7倍台です。建設技術者(建築・土木・測量)の有効求人倍率は6~7倍台です。これらは、「求人が少し減っても、人手不足は続いている」ことを意味します。

正直なところ、「今がピークで、すぐに余る仕事になる」という状況ではありません。実は、「人手不足の度合いが少し落ち着いたとしても、”多くの職種で人が足りない”状態は続きやすい」のが今の建設業なのです。

人手不足が続く理由と、求職者にとってのチャンス

理由1:仕事量は底堅く、インフラ・防災・再開発が続いている

業界レポートによると、建設需要が底堅く推移している理由は、インフラ老朽化に伴うメンテナンス需要、都市再生・再開発プロジェクト、災害復旧・防災・減災投資、再生可能エネルギー・電気通信インフラなど、公共・民間の両方で中長期的なプロジェクトが多いからです。

特に、道路・橋・トンネルの補修、河川・ダムの耐震・洪水対策、再開発ビル・物流施設の建設に関する施工管理・技術者・技能工の需要は、今後も続くとされています。

正直なところ、「新築ラッシュ」が落ち着いても、「守るための工事(維持・補修)」は増え続けます。実は、「建設需要はゼロにはならない」のではなく、「作るより”守る・直す”仕事が増えていく」のが今後の流れなのです。

理由2:働き方改革で「人数を増やさないと回らない」構造に変わった

2024年の時間外労働上限規制(いわゆる建設業の2024年問題)や、第三次担い手3法などにより、残業時間、休日、適正工期が厳しく管理されるようになってきました。

これにより、一人あたりの労働時間でカバーするやり方から、人数と工程を増やして工事を回すやり方へシフトせざるを得なくなっています。「正直なところ、昔みたいに”終電まで現場に出せば何とかなる”やり方は、法律的にも通用しなくなってきている」という現場の声もあります。

実は、「働き方改革=人手不足が解消される」ではなく、「働き方改革=人も工程も増やさないと成立しない」ため、人手不足に拍車をかけている側面もあるのです。

理由3:求職者側にとってのチャンス:未経験採用とリスキリングの拡大

フジテレビ系列の報道などでは、施工管理求人は2016年比5.04倍、未経験者向け施工管理求人は2016年比16.55倍と報じられています。

求人数の伸び率>転職者数の伸び率となっており、「採用したい企業」と「応募する人」のギャップが埋まっていません。このギャップを埋めるため、未経験者を積極採用し長期育成を前提にした求人、研修・OJT・資格支援を組み合わせた育成プログラムを導入する企業が増えています。

「実は、昔は”即戦力”だけを求める会社が多かったけれど、今は”未経験を採って育てる”ことを真剣に考え始めている」という採用コンサルの声もあります。

求職者側にとっては、未経験から建設業に入るチャンスが増えている、異業種から施工管理・インフラ系への転職も現実的になっているという”追い風”と捉えられるのです。

よくある失敗と例外の考え方

よくあるのが「人手不足だからどこでも入れる」と雑に決めてしまう

採用市場が求職者有利になると、「どこでも良いから、とりあえず受かりやすいところに行く」「条件をよく見ずに、”未経験歓迎・高収入”の文字だけで応募する」というケースが増えます。

しかし、採用コンサルや業界記事では、働き方改革・安全・教育に投資する会社といまだに長時間労働や安全軽視が残る会社の差が広がっていると指摘されています。

正直なところ、「人手不足だから入れたけど、すぐ辞めたくなる職場」に当たるリスクもあります。実は、人手不足を「入りやすさ」だけでなく、「会社を選べる余裕」と捉えたほうが得なのです。

例外:人手不足でも「淘汰」が進む会社もある

国土交通省の参考資料では、2024年の建設業倒産件数が増加し、物価高と人手不足がダブルパンチになっていると指摘されています。

2026年問題に関するコラムでも、人手不足倒産、大規模プロジェクトの中止・延期など、「仕事はあるが人が足りない」「人も仕事もあるが資金と管理が追いつかない」会社が増えているとされています。

ケースによりますが、受注は多いのに工期や人件費の管理が甘い会社、人手不足をただ「現場に押しつけるだけ」の会社は、求職者にとってもリスクが大きいです。

正直なところ、「人手不足=全ての会社が安泰」ではありません。実は、「人手不足にどう向き合っている会社か」を見ることが、求職者にとって一番の自衛になるのです。

よくある質問

Q1. 建設業の人手不足は、今後何年くらい続きますか

A1. 2030年頃までに建設技術者約4.5万人、技能工約17.9万人が不足するという推計もあり、高齢化と若手不足を考えると2030年代まで続く可能性が高いです。

Q2. 今は建設業に転職しやすいタイミングですか

A2. 正社員の人手不足感が6割超、建設技術者・技能工の有効求人倍率が5~7倍台であることから、採用環境としては求職者有利な状態が続いています。

Q3. 未経験でも採用されやすくなっていますか

A3. 施工管理の未経験求人は2016年比16.55倍と急増しており、未経験者を育成前提で採用する企業が増えています。

Q4. 人手不足なら、どの会社でも同じような条件ですか

A4. いいえ。働き方改革や教育に積極的な会社と、旧来の働き方のままの会社で、労働時間・給与・安全対策に大きな差があります。

Q5. 求人は今後も増え続けますか

A5. 新規求人数自体はやや落ち着きつつあり、前年同月比95~101%程度の横ばい~微減傾向です。ただし、求人倍率と充足率を見ると、採用の難しさはまだ続いています。

Q6. 人手不足で倒産が増えるという話も聞きますが、本当ですか

A6. 物価高・人件費高・人手不足が重なり、2024年の建設業倒産件数は増加傾向にあり、「人手不足倒産」も懸念されています。

Q7. 求職者として、この人手不足をどう活かすべきですか

A7. 「どこでも入れる」と考えるのではなく、複数社を比較し、働き方改革・安全・教育・将来性に力を入れている会社を選ぶ余裕がある状況と捉えるのがおすすめです。

Q8. 今の会社が人手不足でつらいのですが、転職したほうが良いですか

A8. 今の会社が働き方改革や人員配置を改善する意志を持っているかどうかが判断の分かれ目です。「改善の見込みが薄い」と感じるなら、人手不足をチャンスと捉えて環境を選び直す選択肢も検討すべきです。

まとめ

建設業の人手不足は、正社員の人手不足感6割超、有効求人倍率5~7倍、充足率約4%という数字が示す通り、「少し落ち着いたとしても、構造的に続く」レベルの深刻さです。

正直なところ、働く側にとってはしんどさもあります。それでも、「インフラ・防災・再エネ・DX」といった中長期の需要と、高齢化・若手不足・働き方改革が重なっている今は、”建設業への転職・スキルアップ・キャリアチェンジのチャンスが広がっている時期”でもあります。

ケースによりますが、「人手不足だから入れる」で止めず、「どの分野(インフラ・電気・施工管理など)でどんな働き方をしたいか」を決めたうえで、教育・安全・働き方改革に前向きな会社を選ぶ人ほど、「人手不足の建設業でも、この先やっていける」と感じやすくなっているのです。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
🏗 内藤建設株式会社
〒500-8645岐阜県岐阜市六条南 3丁目10番10号
TEL 058-272-0225
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

🌟 目指すのは、地元に愛される「建設ドクター」

内藤建設株式会社は、創立78年を超える総合建設会社です。
これからの時代に向けて、私たちは「建てる」だけでなく、
🏠 既存建物の改修・再生工事にも力を入れています。

地域に根ざし、建物の“かかりつけ医”として
一棟一棟に最適な答えを出す――
それが、私たちの目指す 「建設ドクター」 です。

地元に必要とされ、
人の暮らしを支える仕事をしたいあなたへ。

✨ 内藤建設株式会社で、建設のプロを目指しませんか?

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
🏠 業務内容
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
🔹 建築・土木工事の設計・施工・管理
🔹 一般住宅の設計・施工

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
📝 採用エントリーはこちら
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
👉https://www.naito-csc.com/entry/

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
🌐 SNS・動画でチェック!
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

▶Instagram:https://www.instagram.com/naito_recruit/
▶Tiktok:https://www.tiktok.com/@naito_nesan

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

関連記事