建設業の求人は未経験で月収いくら?収入の現実

ブログ

未経験から始める建設業の月収と昇給|職種別の手取り・資格による年収差

建設業未経験者の初任給は月収20〜25万円が相場です。高卒で約19.7万円、大卒で約24.8万円が全国平均。職種により差があり、施工管理は大卒で25〜30万円、技能職は20〜24万円でスタートします。国税庁の調査では建設業全体の平均年収は567万円で全産業平均485万円を上回ります。資格取得と経験で3年後には月収30万円以上、10年後には年収500〜700万円も可能です。

【この記事のポイント】今日のおさらい:要点3つ

  • 未経験者の職種別初任給と手取り額の現実
  • 入社後の収入アップのペースと資格取得による違い
  • 実際に内藤建設で働く社員の給与推移の事例

この記事の結論

  • 一言で言うと「未経験でも月20万円以上は確実」
  • 最も重要なのは資格取得で給与が大きく変わること
  • 施工管理は初任給が高く、技能職は独立で逆転可能
  • 失敗しないためには手当の内訳と昇給制度を確認すること

未経験者の初任給の現実

深夜にスマホで「建設業 未経験 給料」と検索しては、求人サイトの幅広い金額表示を見て不安になる。「20〜40万円」という曖昧な記載に、結局いくらなのか分からずブラウザを閉じる。

学歴別の初任給データ

厚生労働省「令和5年賃金構造基本統計調査」によると、建設業の新規学卒者の初任給は以下の通りです。

全国平均(建設業)

  • 高卒:197,500円
  • 専門学校卒:222,800円
  • 高専・短大卒:223,900円
  • 大卒:248,300円
  • 大学院卒:287,400円

実は、建設業の初任給は全産業平均とほぼ同水準。ただし手当が充実しているため、実際の手取りはこれより多くなります。

職種別の初任給相場

施工管理職(未経験)

  • 高卒:20〜23万円
  • 大卒:25〜30万円
  • 大手ゼネコン:30〜32万円(清水建設など)

技能職(未経験)

  • 大工・左官・鳶:20〜24万円
  • 電気工事士:22〜26万円
  • 配管工:21〜25万円

事務・設計職(未経験)

  • CADオペレーター:18〜22万円
  • 営業:22〜26万円
  • 設計補助:20〜24万円

よくあるのが「全部同じくらいでしょ」という思い込み。実際は職種で3〜5万円の差があります。

手取り額の計算

月給25万円の場合の手取り例:

  • 額面:250,000円
  • 社会保険料:約35,000円
  • 所得税・住民税:約10,000円
  • 手取り:約205,000円

ケースによりますが、額面の80〜82%が手取りの目安です。

内藤建設での実体験①

2016年入社の小川さん(建設部)。大学を中退して未経験で入社しました。

「最初の給料明細を見たとき、思ったより少なくてドキッとしました」

初任給は額面22万円、手取り18万円程度。でも先輩から「1年後には資格手当がつく」と聞いて安心。現在は現場代理人として、月給35万円以上。「何もなかった場所に建物が出来上がった時の感動は今も忘れません」と語ります。

最初は「やっていけるかな」と不安だったそうですが、確実に昇給していく仕組みに納得できたと話していました。

収入アップまでの流れ

正直なところ、初任給だけ見ても意味がありません。実はここで差が出ます。

よくある誤解パターン

  • 「初任給が高い会社がいい」だけで選んで、昇給制度が不明瞭で後悔
  • 「基本給」と「総支給額」を混同して、実際より高いと勘違い
  • 資格手当の存在を知らず、無資格のまま働いて収入が伸びない
  • 独立開業の可能性を考えず、会社員前提でキャリアを考える

特に多いのが「基本給18万円+諸手当7万円=25万円」を見て「25万円もらえる」と思うこと。でも諸手当は残業代や現場手当が含まれ、毎月変動します。

年次別の収入推移モデル

施工管理職の場合

  • 1年目:月給25万円(年収350〜400万円)
  • 3年目:月給28万円(年収400〜450万円)施工管理技士2級取得
  • 5年目:月給32万円(年収450〜550万円)現場代理人
  • 10年目:月給40万円(年収600〜750万円)施工管理技士1級取得
  • 15年目:月給50万円以上(年収800〜1,000万円)所長・支店長クラス

技能職の場合

  • 1年目:月給22万円(年収300〜350万円)
  • 3年目:月給26万円(年収350〜400万円)一人前の職人
  • 5年目:月給30万円(年収400〜500万円)職長
  • 10年目:月給35万円(年収500〜650万円)親方
  • 独立後:年収700〜1,200万円も可能

実は、技能職は独立すれば施工管理より稼げるケースもあります。建設業の平均年収567万円は、あくまで会社員の平均です。

資格による収入差

国税庁のデータでは、施工管理技士1級保有者は平均年収が約100万円高くなります。

主な資格と手当の目安

  • 施工管理技士2級:月5,000〜20,000円
  • 施工管理技士1級:月10,000〜30,000円
  • 建築士1級:月20,000〜50,000円
  • 電気工事士1種:月10,000〜25,000円

よくあるのが「資格勉強は面倒」と避けること。でも月1万円の手当でも年間12万円、10年で120万円の差です。

手当の種類と金額

建設業で支給される主な手当:

  • 資格手当:5,000〜50,000円
  • 現場手当:5,000〜30,000円
  • 役職手当:10,000〜100,000円
  • 家族手当:配偶者10,000円、子ども5,000円など
  • 住宅手当:10,000〜30,000円
  • 通勤手当:実費支給
  • 残業手当:基本給×1.25倍

ケースによりますが、手当だけで月5〜10万円加算されることも珍しくありません。

内藤建設での実体験②

2016年入社の天野さん(営業部設計課)。最初は「設計は給料安そう」と思っていました。

「先輩の給与明細を見せてもらって驚きました。資格手当と残業代でかなり変わるんですね」

入社3年目で二級建築士を取得し、月給が3万円アップ。「お客様に必要とされる設計士になりたい」と目標を持ちながら、着実に収入も増えています。

最初は「設計は稼げない」と思い込んでいたそうですが、資格取得で収入が変わる現実を知りました。

大手と中小企業の給与差

「大手の方が絶対高い」と思っていませんか。ここも重要なポイント。

大手ゼネコンの給与水準

初任給

  • 清水建設:学部卒30万円、修士了32万円
  • 大林組:学部卒30万円
  • 鹿島建設:学部卒29万円

平均年収

  • 大手ゼネコン:850〜1,000万円
  • 準大手:700〜850万円

実は、大手は初任給が高く、30代で年収700〜800万円も可能。ただし転勤が多く、激務になりがちです。

中堅・地場企業の給与水準

初任給

  • 地域密着企業(内藤建設など):大卒22〜25万円
  • 中堅企業:大卒23〜27万円

平均年収

  • 中堅企業:450〜650万円
  • 地場企業:400〜600万円

よくあるのが「地場企業は安い」という偏見。でも生活コストが低い地方では、大手より豊かな生活ができるケースもあります。

比較:働き方と収入のバランス

項目大手ゼネコン地場企業
初任給30万円前後22〜25万円
30代年収700〜800万円450〜600万円
転勤多いほぼなし
残業多い比較的少ない
地域貢献少ない大きい

ケースによりますが、「収入だけ」で選ぶと後悔するケースが多いです。

地方と都市部の給与差

東京の大手:初任給30万円、家賃10万円 →手取り約24万円−家賃10万円=生活費14万円

岐阜の地場企業:初任給23万円、家賃5万円 →手取り約18.5万円−家賃5万円=生活費13.5万円

実は、手取りから家賃を引くと、地方の方が豊かな生活ができることもあります。

未経験から収入を最大化する方法

「どうすれば稼げるようになるのか」ここが一番知りたいポイントです。

戦略① 入社3年以内に資格取得

建設業は資格社会。早期に資格を取れば、収入アップが早まります。

おすすめ資格取得順

  • 1年目:安全衛生責任者などの基礎資格
  • 2〜3年目:施工管理技士2級、二級建築士
  • 5年目以降:施工管理技士1級、一級建築士

内藤建設のような企業では資格取得支援制度があり、受験料や講習費用を会社が負担してくれます。

戦略② 現場手当が出る職種を選ぶ

施工管理や職人は現場手当が出るため、事務職より収入が高くなりがち。月2〜3万円の差でも、年間24〜36万円の差になります。

戦略③ 独立を視野に入れる

技能職は独立すれば年収700〜1,200万円も可能。会社員として技術を磨き、人脈を作ってから独立する人も多いです。

よくあるのが「独立は怖い」と最初から選択肢を狭めること。でも30代で独立して成功している職人は多数います。

戦略④ 副業・兼業を検討

建設業の知識を活かして:

  • 週末の小規模リフォーム
  • CAD図面作成の副業
  • 施工管理の顧問業務

実は、建設業のスキルは副業に活かしやすいです。本業+副業で年収100〜200万円アップも可能。

こういう方は今すぐ応募すべき

以下に当てはまる方は、建設業界への転職を真剣に検討すべきです。

  • 手に職をつけて安定した収入を得たい
  • 資格を取得してキャリアアップしたい
  • 将来的に独立開業も視野に入れている
  • 地元で長く働きたい

この状態なら、建設業界は最適な選択肢。人手不足で求人倍率が高く、今が絶好のチャンス。

迷っているなら、まず会社見学や説明会に参加してください。実際の給与明細や昇給事例を見せてもらえる企業なら、安心して入社できます。内藤建設のような地域密着企業は、長く働ける環境を整えています。

よくある質問(FAQ)

Q1:未経験で手取り20万円は可能?

A1:はい。大卒なら初任給25万円で手取り20万円程度は確実です。

Q2:資格なしでも昇給する?

A2:しますが、ペースは遅いです。資格取得で年収100万円以上の差がつきます。

Q3:高卒と大卒で生涯年収はどれくらい差がある?

A3:初任給差5万円でも、40年で約2,400万円の差。ただし資格取得で逆転可能。

Q4:残業代は出る?

A4:法令遵守の企業なら必ず出ます。月20時間で約5〜7万円が目安。

Q5:ボーナスはいくら?

A5:年2回、合計で月給の3〜5ヶ月分が相場。1年目は少なめです。

Q6:独立したら本当に稼げる?

A6:技術と人脈があれば可能。年収1,000万円超えの職人も多数います。

Q7:女性でも同じ給料?

A7:同一労働同一賃金で、性別による差別はありません。

Q8:転職で給料は上がる?

A8:経験者なら上がるケースが多いです。未経験転職は横ばいが多い。

Q9:地方と都市部どちらが稼げる?

A9:額面は都市部が高いですが、生活費を引くと地方の方が豊かなことも。

Q10:いつ頃年収500万円に到達する?

A10:施工管理なら30代前半、技能職なら30代後半が目安です。

まとめ

  • 未経験者の初任給は月20〜25万円、手取り16〜20万円が相場
  • 資格取得で月1〜3万円の手当、年収100万円以上の差
  • 10年後には年収500〜700万円、独立なら1,000万円超えも可能
  • 大手は高給だが激務、地場企業は安定とバランス重視

関連記事